患者さんに対しては、口臭測定を繰り返し行って、口臭のないことを数値で確認してもらうことが必要となります。
また、カウンセリングを行い、その中で「誰にでも生理的な口臭はあり、それには日内変動がある」という口臭についての基礎情報をきちんと理解してもらうことが大切になります。
今、「硫化水素」による自殺が社会問題となっています。硫化水素はVSCとして腐敗ガスの中では通常最も多<検出されるガスで、硫黄温泉などに行ったときに漂ってくる「腐った卵のようなにおい」のことです。
この硫化水素は高濃度になると、人を即死させる危険性があります。もちろん、人の口臭の中に含まれる硫化水素はそこまで高い濃度ではないため、どんなにくさいにおいであっても、そのようなことにはなりません。
しかし、口臭の強い人が近くにいると、悪心や不快感を覚えて思わず息をとめてしまうのは身を守る本能かもしれません。